治療家さぶ吉の未来予想図の話
こんにちは、さぶ吉です。
今回は特別お題も「私の未来予想図」という事ですので、せっかくなので未来のあれこれを熱く語っちゃいましょう!
社内でも定期的に中・長期の事を書いて提出する機会もあるわけですが、そこでは話せない事をここでぶちまけます。笑
- 私の未来予想図
治療家であるさぶ吉の未来予想図は、「悩みを抱えた患者だけでなく、家族、健康な方にも携わる治療家でありたい!」です。
なんのこっちゃと思う方も多いとは思います。笑
健康な人に治療家なんていらねーよ!などという正論が飛び交う事うけあいですが、ここには私さぶ吉が現場で感じる思いがあるのです。
- 治療って何?治療院って何?
そもそも皆さんは治療院ってなんで、何をしに行く場所だと思いますか?
そんなの簡単、身体の不調を感じるから行くわけです。ただみなさん考えてみて下さい。
仮にですよ、一ヶ月くらい仕事も学校もない、別に身体の調子なんて今急に治さなきゃって事もない状況だったら。少し様子見しません?
つまりさぶ吉が言いたいことは、「なんらかの不調によって何か重要な事が後回しになってしまう、もしくはなりそう」だから治療に行くんだと思うのです。
現場でみていても人によって様々です。
スポーツをする学生だと、大会前でパフォーマンス落としたくない。社会人だと、デスクワークしてられない位の頭痛、腰痛。
この辺は普通に治療家していれば納得しますし、ぜひとも治してあげたいところ。
ただそこに潜む深い感情の部分にこそ、その人が抱える「本当の悩み」があるのではとさぶ吉は思います。そしてそこを引き出し解決する事が、本当の意味の「治療」ではないかと思うのです。
- 本当の意味の治療
例えばの話です。髪伸びたら美容院に行くじゃないですか、髪切りに。
美容師さん「今日はどうなさいますか?」
さぶ吉「カットで」
美容師さん「かしこまりました、坊主でいいですか?」
これ、えっ!?ってなるじゃないですか。当たり前ですし出くわした事ないですけど。笑
でも治療って、極端な話こういう事なんですよ。
美容師の場合、「髪を切ってほしいのは分かったけど、いい具合にしてほしいんでしょ?どういう感じがいいの?」っていうのを聞いてるんです。その美容師の得意なスタイルもあるでしょうし、苦手な形であれば他を似合う形を案内する事もあるでしょう。
ヘアスタイルの事であればみんなもイメージしやすいから返事もできるのですが、治療に至っては皆さんそうはいかないんですよね。なぜか。
- 治療家という生き方
私達治療家も、美容師の方達と同じ様に色々な選択肢や知識を持っているのに、患者さんが痛いと言ったら痛みをとる事しかしないんです。これって治療家の怠慢だと私は思います。
美容師は髪を切るだけでなく、憧れの芸能人に似る様なカットをしてくれる。その人の骨格にあったヘアスタイルにしてくれる。
治療家は痛みを取るだけ?その人がなぜ痛みをとりたいのかも知らずにいいんですか?
痛みは取りきれない症状なのかも知れない、完全な健康体には戻れないかも知れない。
しかし、色んな選択肢の中での代替案。限りなく患者の目標に近づけて、叶える努力を一緒にする。それが治療家の生き方だと思っています。
- さぶ吉の理想の治療家
痛みを取るだけでなく、悩みを解決する。実は抱えている欲求を引き出す。そのための方法を教えてあげ、ともに実現する。
これがこれからの時代の治療家には必須の能力なのは間違いありません。
スマホ症候群といった現代病や介護疲れ、ストレスの大きな現代社会。症状なき患者はますます増えていくと言われています。
さらには自分の欲求を表に出せない、目指す前に諦めてしまう人も多くなってきている様に感じます。
そんな方達に対して、治療家と患者としてでなく、まずは人対人として会話する事が大事だと感じます。
不健康と健康の境目はもはや現代人にはありません。そんな中で痛みだけでなく、様々な悩みを抱えた人達がいます。
そこまで解決していける治療家に、私はなりたいと思っております。
治療家の目指す形は、グッドパートナー。